- What's Shippou
- 伝統工芸の一つで、金属(金、銀、銅など)の下地の上にガラス質の釉薬を乗せ摂氏800度前後で焼き付けたものです。仏教で貴重とされる七種の宝にちなんで「七宝」と称されています。日本や中国では琺瑯とも呼ばれ、英語ではエナメルと呼ばれています。
- History of Shippou
- 七宝の歴史は古く、古代エジプトのツタンカーメンや中世キリスト教の聖具にも使用され、シルクロードを経て中国や日本に伝わりました。日本においては奈良時代の正倉院宝物や平安時代の平等院鳳凰堂にも見られ、明治時代においては代表的な輸出品となりました。
- How to make Accessories
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- 1.貴金属の上に釉薬をのせていく。
- 2.800度前後の電気炉で焼く。
- 3.色の具合や盛りの高さによって、この釉薬の盛りと焼成の作業を繰り返す。
- 4.色の具合や高さがよくなれば、砥石で研磨をする。
- 5.仕上げにもう一度焼成して出来上がり。
- How to make Flame Works
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- 1.銀箔を張った銅板の上に、下絵に沿って折った銀線を貼付ける。
- 2.焼成する。
- 3.数回盛りと焼成を繰り返し色具合がよくなれば、最後に透明の釉薬を全体に盛って焼成する。
- 4.砥石で表面を滑らかにしながら銀線が出るくらいまで研磨する。
- 5.仕上げの焼成。